犬にいちごをあげても大丈夫?|獣医が教える安全な与え方と注意点
目次
🐾 結論|犬にいちごは「少量ならOK」
いちごは中毒性のある成分を含まないため、犬に与えても問題ありません。ただし、以下の条件ることが必須です:
- 量の目安:1日1~2粒(小型犬は半粒)
- 必ずヘタと葉を取り除く
- 初めて与える時は少量から(アレルギー検査のため)
🍓 いちごのメリット|適量なら健康効果も
適切に与えれば、次の栄養素が摂取できます:
- ビタミンC:免疫力アップ
- 食物繊維:腸内環境を整える
- ポリフェノール:老化防止
▼こんな犬におすすめ▼
✓ 便秘気味
✓ 夏場の水分補給が必要
✓ 低カロリーおやつを探している
⚠️ 絶対にNGな食べ方|危険リスクを解説
❌ 与えてはいけない状態
- ヘタや葉が付いたまま:消化できない・喉に詰まる
- 腐りかけのいちご:下痢や嘔吐の原因
- 砂糖・チョコレート添え:中毒リスク
❌ 与える量を間違えると…
- 糖分過多:肥満や糖尿病のリスク
- シュウ酸カルシウム:結石体質の犬は要注意(※ごく微量のため通常は問題なし)
🥄 安全な与え方|4ステップで解説
- 下処理:流水で30秒洗い、ヘタと葉を除去
- カット:小型犬は5mm角、大型犬でも1/4サイズに
- 加熱(任意):消化しやすくするため、軽くレンジ加熱(10秒程度)
- 観察:初めての時は2時間ほど体調をチェック
▼おすすめの頻度▼
週に2~3回まで(毎日与えると糖分過多に)
🚫 いちご以外の果物|与えていい?ダメ?
果物 | 可否 | 注意点 |
---|---|---|
バナナ | ◯ | 皮をむき1cm角まで |
ぶどう | × | 腎不全を起こす危険 |
りん ◯ | 種と芯を除去 | |
キウイ | △ | 熟したもののみ、表皮は厳禁 |
❓ よくあるQ&A|疑問を即解決
Q. ジャムやいちごヨーグルトは?
→ NGです。砂糖や人工甘味料(キシリトールなど)が危険。
Q. アレルギー症状が出たら?
→ 口周りの赤み・かゆみ・下痢が出た場合は、すぐに与えるのを中止し獣医へ。
Q. 子犬に与えても平気?
→ 生後4ヶ月以降に少量から。消化器官が未発達なため、最初は加熱が安心です。
🚨 緊急時の対応|こんな症状が出たら病院へ
- 嘔吐を2回以上繰り返す
- ぐったりして動かない
- 呼吸が荒くなる
→ 早急に動物病院を受診し、「いつ・どのくらいの量を食べたか」を伝えてください。
🌟 まとめ|愛犬と楽しむコツ
いちごは「特別なご褒美」として、トレーニング成功時などに活用しましょう。大切なのは:
- 必ずヘタを取る
- 初めては午前中に与える(夜間に体調変化があっても対応しやすい)
- メインの食事量を10%減らす(カロリー調整)
愛犬の喜ぶ顔が見たいからこそ、正しい知識で安全に楽しんでくださいね!
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